理屈ではわかるけど納得いかないこと

説明されて頭ではなんとなくわかるけど感覚的に納得いかないというか、んん〜?? ほんとか〜? と思っちゃうことがある。

中学生ぐらいのとき理科の授業で「人間の身体には常に大気圧といって100kg以上の力が掛かっている」みたいなことを習ったが、「ほんとか〜?」と思った。ほんとにそんな力に常に耐えているんだったら今ごろ全員ムキムキなはずだし、10kgや20kg程度のものを運ぶのにヒーヒー言うわけがない。正直、25歳になった今もあんまり納得いってない。大人なので大気圧のことは知っていることにしているが、心のどこかでは「ほんとか〜?」と思ってる。

あとあれだ、人が入ってるサウナが90度以上みたいなのもよくわからない。90度のお湯だったら茹だって死んでしまう。何に対してなのかわからないが「ほんとか〜?」となる。その後に入るキンキンの水風呂が20度ぐらいだったりしてこれもまた「ほんとか〜?」となる。

ただ、これについては最近放射温度計という赤外線やら何やらで表面温度がすぐに分かる機械を買って、いろんなものの表面温度を測って触っているうちに「触ったときの熱さ冷たさと、温度の高い低いは別の概念」ということが少し分かってきた。つまりやや納得しつつある。

写真で魂抜かれるとか、電話で風邪がうつるとか思ってた人も、光の屈折や音の波のことを聞かされて頭で納得いってもやはり「ほんとか〜?」と思ってたんじゃないだろうか。

これから30年か50年かすれば3Dプリンタが進化してどこでもドアみたいな物質転移装置になるかもしれない。そうすると機械の中に入った自分が分子レベルまでビビビと分解されて、駅とかコンビニみたいなところでビビビと再構築されて出てくるんだろうけど、本当にそれが自分自身と言えるのかわからない。わからないけどたぶん便利だから使うんだろう。そして「ほんとか〜?」と思いながら分解されていくんだろう。


2016年7月3日

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